介護保険ってどんなサービスが使えるの?あなたの生活を支える心強い味方!
- 宮島慎二

- 3月18日
- 読了時間: 4分

「介護保険」という言葉は聞いたことがあるけれど、実際にどんなサービスが利用できるのか、詳しく知らない方もいるのではないでしょうか? 介護保険は、介護が必要になった方が、住み慣れた地域で自分らしく安心して生活を送るための様々なサービスを提供しています。今回は、その豊富なサービス内容を、皆さんの生活シーンに合わせてご紹介します!
【おうちで安心して暮らしたい】在宅サービス
「できる限り自宅で長く暮らしたい」そう願う方を支えるサービスが充実しています。
訪問介護(ホームヘルプ): ヘルパーさんが自宅に来て、食事、入浴、排泄の介助や、掃除、洗濯などの生活援助をしてくれます。「ちょっと手が届かない…」そんな時に頼りになります。
訪問入浴: 寝たきりの方など、自宅での入浴が難しい場合に、専用の浴槽を持ってきて入浴をサポートしてくれます。
訪問看護: 看護師さんが自宅に来て、医療的なケアや健康状態のチェックをしてくれます。
訪問リハビリテーション: 理学療法士や作業療法士などが自宅に来て、リハビリテーションを行い、機能回復や維持をサポートします。
居宅療養管理指導: 医師や歯科医師、薬剤師などが自宅に来て、療養上の指導やアドバイスをしてくれます。
通所介護(デイサービス): 日帰りで施設に通い、食事、入浴、レクリエーションなどのサービスを受けられます。他の利用者さんとの交流も楽しめます。
通所リハビリテーション(デイケア): 日帰りで病院や介護老人保健施設などに通い、リハビリテーションを中心としたサービスを受けられます。
福祉用具貸与: 歩行器や車いす、介護用ベッドなど、日常生活に必要な福祉用具をレンタルできます。
特定福祉用具販売: ポータブルトイレや入浴補助用具など、特定の福祉用具を購入する際に費用の一部が支給されます。
住宅改修費の支給: 手すりの取り付けや段差解消など、自宅での生活を安全にするための改修費用の一部が支給されます。
【施設に入って手厚い介護を受けたい】施設サービス
手厚い介護が必要な方や、自宅での生活が困難になった方をサポートする施設サービスもあります。
特別養護老人ホーム(特養): 重度の要介護の方が入所し、食事、入浴、排泄などの介護や、日常生活の支援を受けられます。
介護老人保健施設(老健): 在宅復帰を目指す方が、リハビリテーションや医療ケアを受けながら過ごす施設です。
介護医療院: 長期的な医療ケアと介護が必要な方が入所する施設です。
介護療養型医療施設: 病状が安定している長期療養が必要な方が入所する医療機関です。
【地域で支え合う】地域密着型サービス
住み慣れた地域で、より密着したサービスを受けたいという方のために、地域密着型サービスがあります。
小規模多機能型居宅介護(小多機): 通い、訪問、宿泊の3つのサービスを、一つの事業所で柔軟に組み合わせながら利用できます。
看護小規模多機能型居宅介護(看多機): 小多機のサービスに加えて、訪問看護も一体的に提供されます。医療ニーズの高い方も安心して利用できます。
認知症対応型通所介護(認知症デイ): 認知症の方を対象とした、専門的なケアを受けられるデイサービスです。
認知症対応型共同生活介護(グループホーム): 認知症の方が少人数で共同生活を送る住まいです。家庭的な雰囲気の中で、穏やかに過ごせます。
地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護(地域密着型特養): 定員が30人未満の小規模な特別養護老人ホームです。
定期巡回・随時対応型訪問介護看護: 定期的な訪問と、必要に応じて24時間対応してくれる訪問介護と訪問看護の連携サービスです。
まとめ
介護保険には、本当にたくさんの種類のサービスがあるんですね! ご自身の状況や希望に合わせて、これらのサービスを組み合わせて利用することができます。
「私にはどんなサービスが合うんだろう?」「どうやってサービスを利用すればいいの?」と疑問に思ったら、まずは地域包括支援センターや担当のケアマネジャーに相談してみるのがおすすめです。専門家が、あなたにぴったりのサービスを一緒に考えてくれますよ。
介護保険を上手に活用して、より安心で豊かな生活を送ってくださいね!





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